オーバーホール作業を承っております。

いつも当店をご利用いただきまして有り難うございます。

 

お蔭様でお客様方より多くの作業をご依頼いただき感謝でございます。

現在もオーバーホールなどの重作業が続いております。

クランクシャフトにベアリングが固着した状態で取り外すのに一苦労の作業

画像だけを見ますと何の製品か?お分かりになる方もいらっしゃると思いますが・・・・・・

シマノ製STIレバーですが、何とこの製品は20年前の製品です

『お客様が大切にされている自転車ですので、何とかして直して差し上げたい!!

そんな想いを持って作業に取り掛からせていただいております。

 

当店で作業を承らせていただける内容でしたら、精一杯対応させていただきます。

宜しければご相談くださいませ。

BBの作業

いつも当店をご利用いただきまして有り難うございます。

業務ネタを少々・・・・・・

お客様よりご依頼をいただき、お持ち込みの修理作業です。
ご自身で作業を試みたそうですが、BB(ボトムブラケット)が上手くネジ込めない!?
真っ直ぐにBBが取り付けられないしかしクランクは取り付けられている??
不思議な状態となっておりクランクを回転させると引っ掛かる箇所がありスムーズに
回転しませんでした。
バラしてみようと試みるとネジ山に何かが引っ掛かっているようで、非常に緩め難く
何とか大型の工具を使って外すことが出来ました。
原因はフレームへBBを取り付けるネジ山に大量の塗料が残ったままとなっていることと、
フレームとBBをすり合わせる面にも塗料が厚く塗られておりフレームのBB幅が
70mm(イタリアンサイズ)のところ71.5mmと交差範囲を大きく越えてBB自体が
適正に取り付けられないことでした。

フレームのネジ山に掛かっている塗料を剝がすように専用工具を用いて作業を行います。

切削にはタッピングペーストという専用の油脂を使用します。

今回はタップ作業に加えてチェーンラインを適正化するためにフェイスカットも
行っております。一番目の画像と比較していただければ、フレームの塗膜が
剥がれていることを確認していただけると思います。
ここまで仕上げればBBもスルスルと取り付けすることが出来て、クランクは
スムーズに回転してくれます!!

この作業は本来フレームへパーツを組み込む前に行う下準備です。その作業を
行わなかった為に今回の様な異常(異音)へと繋がりました。只、パーツをフレームへ
取り付けて調整すれば出来上がりではありません。
パーツの性能を活かすには『段取り八分仕事二分』と言われるように段取りが
非常に重要なのです。最近は圧入式(プレスフィット)BBも増えており私共で
作業をする頻度は以前よりも減りましたが、こうしたフレームへ各部品を組み付ける前の
準備作業というのは欠かすことの出来ない大事な作業です。
目に見えない(中々、伝わらない)作業だからこそ手間を惜しまずやらなければなりません。

当たり前のことを当たり前に作業する。大切なことだと思います。