「ディスクロード あるあるNG集」~やってはいけないディスクロードの取り扱い&メンテナンス~

2021GIANT TCRメンテナンス
2021GIANT TCR 画像引用:GIANTウェブサイトより

いつも当店をご利用いただきまして有り難うございます。

本日のお題は、「ディスクロード あるある NG集」です。

本当はやってはいけないけど、やってしまいがちな取り扱いやメンテナンスをまとめてみました。

ディスクロードにご興味がある方でも、メインテナンスに不安を感じる方も多いのではないでしょうか?

・ディスクロードってメインテナンスが面倒くさそう

・ディスクロードのメインテナンスってよく分からない

・ディスクブレーキには触ってはいけない気がする・・・等

この記事では、こんな疑問にお答えいたします。
せっかちな方の為に、先にお教えしちゃいます!
本当はやってはいけないけど、やってしまいがちなディスクロードの取り扱いやメンテナンス

①ブレーキローターを直接手で触っている

②スプレー式の油でチェーンを注油している

③油の付着したウエスやブラシで、ブレーキローターを掃除している

④ブレーキパーツクリーナーで、ブレーキキャリパーやブレーキローターを掃除している

もしかして、
サイクリスト
サイクリスト

それ、やってた・・💦

というのがあれば、こちらの記事をご覧になってみてください!

現在、ディスクロードにお乗りいただいている方も、
これからご購入希望の方もご参考にしていただければ幸いでございます。

オシガモ店長
オシガモ店長

サイクルショップオシガモは、1947年創業
スポーツ自転車は、千葉県で2番目の1967年から始めています

店長 押鴨和範 プロフィール

 

・この道一筋27年スポーツバイクメカニック(2020年現在)

・元JCF公認日本代表チームメカニック

(日本のトップ選手が集うレースでメカニックを務める)

・スポーツバイクメカニック合格者

・スポーツバイクメカニック認定講師

ディスクブレーキに関して、
MTB全盛時代から現在のロードバイクがディスクブレーキ化される今日まで
ディスクブレーキのメインテナンスに携わっております

ディスクロードの事でお分かりにならない事がございましたら、
お気軽にご相談いただければ幸いでございます♪

本当はやってはいけないディスクロードのメンテナンス&取り扱い4つ

せっかくご購入いただいたディスクロードを
メインテナンス方法が分からないという理由で放置していらっしゃる方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれる「ディスクロード」ですが、
お手入れを怠るとその性能を十分に活かすことが出来ません。

日常的なメインテナンスと、
ショップに任せるメンテナンスをしっかり確認していただき、
安全で楽しい走りを満喫していただければ幸いでございます♪

ディスクブレーキのローターを直接手で触っていませんか?

人の手には意外と油がついています!


ローターを手で触ってしまうと、元々手に付いている油が付着してしまい制動力が落ちてしまいます。

ディスクブレーキ

走行後にディスクを手で触るのも非常に危険です。
ディスクローターは高熱になっており、直接手で触れると火傷します!

ディスクブレーキのローター付近で、スプレー式の油で注油していませんか?

特に後輪のブレーキローター付近で、
スプレー式オイルで注油してしまうと
ブレーキローターやブレーキキャリパー(ブレーキパッド)に油が付着してしまいます。

ディスクローターに油は厳禁です!

チェーンにオイルを注油していただく際には、スプレー式オイルでの注油は避けましょう。

チェーンオイルと言えば「スプレー式」と思われがちですが、
刷毛で塗るタイプや一滴一滴垂らすリキッドタイプの製品もございます。

ディスクブレーキを装備している自転車の場合、下記のようなオイルの方が望ましいです。

ディスクブレーキの注油

『WAKO’Sのチェーンルブ』は一滴一滴垂らすタイプで、 ディスクロードの注油におすすめです。

もし、以前に購入されたチェーンオイルがスプレー式のものでどうしてもそちらを使わないといけない時には、

ディスクローターにオイルが掛からないようしっかりとガードし、

できるだけローターから離れたクランク寄りの所でオイルを注油して下さい。

油の付着したままの汚れたウエスや汚れたブラシで、ディスクローターを掃除してませんか?

ディスクブレーキメンテナンス 汚れウエス

「ディスクローターに油は禁物!」と分かっていても何となくやってしまいがちなのが、
チェーンを掃除した後のウエスやブラシでディスクブレーキを掃除してしまう。

「どうせ汚れてるし何枚もウエスを汚すのは勿体ない!」というお気持ちも分かりますが、
ディスクブレーキをお手入れする場合は、専用のウエスやブラシをご用意下さい!

チェーンを掃除した後のものは、キレイに見えても確実にオイルが付着しております。

当店でお客様のディスクローターやキャリパーをお手入れさせていただく際には、
ディスクブレーキ専用のウエスやブラシを用意して作業をさせていただいております!

ブレーキパーツクリーナーでディスクブレーキのローターやキャリパーの洗浄をしていませんか?

スプレー式でお手軽、大容量、安価な「ブレーキパーツクリーナー」気軽にお使いいただけるので、
お手入れに使っていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、この「ブレーキパーツクリーナー」使い方によってはパーツや自転車を傷めてしまします!!

自転車のパーツは金属だけでなく樹脂も使われているため、
このブレーキパーツクリーナーは、付着すると樹脂や塗装面にを侵食してしまいます。

ディスクブレーキのお手入れでは、一部の製品を除き安易にお使いいただかないようにしてください。

ディスクロードメンテナンス あるあるNG集 まとめ

今回の記事では、
本当はやってはいけないけど、やってしまいがちな取り扱いやディスクロードのメンテナンス」
についてご紹介させていただきました!
ディスクロードあるある取り扱い&メンテナンスNGは、こちら!

①ブレーキローターを直接手で触っている

②スプレー式の油でチェーンを注油している

③油の付着したウエスやブラシで、ブレーキローターを掃除している

④ブレーキパーツクリーナーで、ブレーキキャリパーやブレーキローターを掃除している

「自分でメンテナンスをするのは面倒くさい」

「休みの日は走る事に専念したい」

「常に良い状態で走行したい」

「レース(イベント)前なので、ベストコンディションで臨みたい!」・・・等、

ディスクロードのメンテナンスを専門店でご希望のお客様は、

サイクルショップオシガモにて承らせていただきます!

ディスクブレーキメンテナンス クリーニング

こちらからお問い合わせ願います。

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